読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

case.728

映画とお人形ばかりで恐縮です

2011,10,1 PM11

二日酔いである。
昨晩はよく飲んだからなあ。当時の痴態や妄言に関しては伏せる。
ウィスキーとジンで気持ち良く回ったせいか、今日になって頭が重いとかそういうことはない。吐き気もあまりない。胃にアルコールが溜まってる感じもしない。少し前に焼酎で酔った時は酷かったから、やはり度の高い洋酒の方が相性がいいらしい。が、二日酔いは二日酔い。食欲が失せる程度には気持ち悪いし、軽く眩暈がする。目を閉じると子供の頃自分でくるくる回って目が回るのを面白がっていたがあれを思い出す。少し楽しい。
舌が焼けてるせいか、合成甘味料がとても欲しくなるな。水分も欲しいから、とカルピス買ってきた。美味い。逆に缶コーヒーはかなりツラかった。

この体調でなぜ更新するのかという話だが、まあもはや今日は何もできそうにないが寝てしまうのももったいないから、である。日記ってそういうもんじゃない?(今思った)

アニメが最終回ラッシュだったから感想まとめでもしときますかね。だらだら長くならないよう努力はする。


/今年の夏アニメ

前の冬と春へのあてつけのようにたくさん見た。

異国迷路のクロワーゼ The Animation』

文句なしの名作。テーマそのものでもあろう家族未満という構図の中で、クロードが徐々に父親化していく様は見ていてなかなかにじれったい。環境は平和ボケしてても人物が人間臭いのはいいねえ。それだけで手に汗を握れるものだ。
原作第二巻の百貨店の話をやっていない。二期があってくれてもいいが、あの話で劇場版(というか長時間枠)を作ってしまうのも悪くないと思います。

Steins;Gate

空想科学とSFを一緒にしちゃうといろんな人に怒られそうだな。これも名作と言って言いすぎということはない。筆舌に尽くしがたく凄絶に面白かった。脚本の密度、アップダウンの秀逸さは語るべくもないが、とりあえず評価に加えておきたいのは絵的な意味で気の利いた構図が処々に見られることだ。人物の大写しにこだわらない冴えた配置や、色味のなさが雰囲気づくりに多大な効果をあげている。あれは見ちゃうよ、画面にのめり込んじゃうよ。
そして忘れてはいけない宮野真守。この人が演じる岡部倫太郎は、なんというか、怖かったな。役に入り込んでいるというレベルではなかったもの。岡部がそもそも人間臭い泥臭いキャラだからというのもあろうが、その生々しさを宮野が何倍にも引きあげていた。俺がガンダムだの人にはとても思えなかったからなあ。岡部cv宮野は奇跡のような融合だったのかもしれない。
劇場版はまだ情報ほとんどが出てないようだな。

花咲くいろは

まだ最終回だけ見ていないが、本当によくできた朝ドラアニメだと思う。青春ですなあ。
群像劇とはまた違うかな。売り文句には三人娘とあるが、どちらかと言えば緒花緒花で、旅館という共同体が彼女と連立しているように見える。まあジュンジ脚本のおかげで脇役にもちょくちょく焦点が当たる。それに後半の方はみんちや女将さんが連立の中に乖離してきたかな。不幸ちゃんや若旦那もそれなりにか。まあスタンダードが一つに近いからそれほど群像臭くないだけなのかもしれない。
つまり青臭いアホの子がそれなりに四苦八苦して七転八倒しながらこつこつ成長していく姿を可愛いと思えればええねんな。あまりドデカい絶望的な障害は出てこない軽さなのでやはり朝ドラっぽいと言わざるをえない。そういう意味でもっと展開させた方がよかったのではという意見も聞いたが、まあ上を目指すならば一つの手という程度だろう。今のままでも十二分に面白い。気安さというか、心に馴染むのだ。おかげで伊藤かなえの声(演技)を聞くと必ず緒花がしゃべっているように錯覚してしまう体になってしまった。結構そういうふうに声優のイメージを引きずる人は少なくないと聞くが、自分の中ではかなり珍しい現象なので戸惑っている。
毎回感心させられるのが背景絵への気合いの入り方だ。夕方の情景なんかよくうおーってなる。

神様ドォルズ

今シーズンの中では最も二期が待たれるのではなかろうか。本当にこれからだというところで終わってしまった。もちろん面白かったからこその感想である。見足りない。
自分の立ち位置、状況というものに登場人物たちがそれぞれ憤ったり落ち込んだりして振り回される、というのは私見的にはとても群像劇臭い。主人公は確かに匡平なのだろうが、それを置いて一人一人のスタイル(昔ある本でこれを「生き方」のルビとして振っていたのをずっと気に入っている)というものを見せつけられる。今季最強OP『不完全燃焼』の歌詞の一部「このセッションは最初から僕に主導権なんてなくて、変幻自在に見えるだろう?」の「僕」はおそらく匡平(が筆頭ではあるが)だけのことを指してはいない。誰にも「主導権」などないくせに(からこそ)人間模様は「変幻自在」だ。それがたとえポジティブでも流されていることに変わりはない。だからこそ足掻くという姿には人間という存在そのものの躍動感、生命力が溢れている。ただしこの作品の人物たちはその生命力を取り戻すところからまず始めなくてはならない者も多い。カタルシスは用意されている。わくわくするじゃないか。だから二期カモン!

『NO.6』

走り出しは軽快だったものの、終盤のテンプレっぷりが悔やまれる。惜しい良作だった。
神様出てきちゃっかたらなー。個人的には近未来/管理社会ものにその手のチートを持ち込むのはご法度だと思っている。主人公たちの小ささが社会というスケールの大きすぎるものと対比されてこそドキドキできるのだ。その社会の方が小さく見え始めてしまう対比物が他にご登場めされると冷めてしまう。しかも主人公たちの敵の敵で味方とくればなおさらである。せめて社会の側が創り出そうとした不完全なものとか虚構にしてほしかった。と、もはや原作批判になっているのかこれは?

輪るピングドラム

こちらはまだ終わっていないので長い言及は避ける。独特の演出と絵が常にファビュラスマックス。毎回毎回が最終回の一歩手前のようだとはとあるラノベ作家の談。
ある意味で期待は裏切られたのかもしれない。萃果のストーカー話があんなに長引くとは思っていなかった。あのあたりは少しダレかけたかな。だが今や不要だったとは思えない。どんどん面白くなっております。

BLOOD-C

BLOODとCLAMPのネームバリューを使い、派手に商業展開をし、劇場版まで用意していたことまで踏まえると、こけ方としては今季見た中で一番大きかったんじゃなかろうか。
何が悪かったかなんて明々白々。1〜10話までがあんな手抜きじゃなかったらよかっただけ。終盤のどんでん返しまであまり大きな展開をさせるわけにはいかなかった、というのはわかるが、展開なんかさせなくても面白がらせ方というのはいくらでもある。そういう「見させる」工夫が一切見えないどころか、全体的に手抜きと言われてもしかたないようなクオリティでは、視聴者がついてくるはずもない。花火が打ちあがる頃には客は家に帰ってしまっている。
でっかい花火やったんやでえ?12話はMAD素材としても重宝されそうなシーンも豊富で、アクション作画もなかなかの見応えだった。これなら劇場版にも期待できる。なのにもったいない、最初からちゃんとやっていれば、となぜ視聴者がほぞをかんでやらねばならんのだ。図々しさを知りつつも憤りにけり。

ロウきゅーぶ!

わかりきっていたと言えばわかりきっていたがやはりネタアニメと化してしまった。初回で感じ取った女児向けの臭いもノリも抜け切らず。じゃあブヒるよ、ブヒればいいんだろう?メディーック!まったく、小学生は最高だぜ!フゥーハハハ!という唯一の救いにも至れず終わった。
なぜなら、作画がとても酷かったから。安定してたことなんてあったかな、というレベル(いやあったけど)。最終回ぐらい気合い入れるだろうと思って見たらリトルグレイ大量発生してた時はどうしてやろうかと思ったね。しかもその酷い絵で大写しのキャラの顔がディレイで振り返ったりしてやめろ!ここで笑いたくない!ぐああああ!!というトラウマまで……。

神様のメモ帳

派手ではないが安定した秀作。作画も常に安定しており、演出効果も上級。シリーズ構成にも余裕があって見やすい。
キレイな893は嫌いじゃない。セーラー服には機関銃がよく似合う。いわゆる下町人情ものみたいなテイストで、探偵ものというよりは刑事ものに近い。
解決において時々、人情ものにしては若干次元の低いところに収まりがちなのが気にならなくもないが、まあ俺の求める「人間臭さ」に沿わないという程度の話。そんなに追究するほどビッグタイトルかと言われれば、あのくらいが気やすくてちょうどよいのかもしれない。人物たちが完全無欠すぎるとかえって冷めるかもしれないし。
しかし、原作既読の方々はかなりご立腹のようだ。時系列ガチャガチャ動かしたせいで矛盾が起こってるとか何とか。あの様子だと原作ファンからの収益は見込めないかな。まあ二期を待つようなものでもないのでBDの売り上げには関心がないのだった。

いつか天魔の黒ウサギ

二期はあるかなどうかな微妙かな。良作といったところ。凡才主人公の典型的なヒロイックサガ&恋愛漫画だし。手落ちは少ない。可もなく不可もなく。特筆すべきことが何もないと少し不安になるが、ちゃんと面白かった。ベタはいいねえ。
大兎とヒメアはなんというか、見ててこっちの顔が赤くなってくるぐらい互いに不器用で初々しい。というかおっさん御用達カップルだなあ。そんな好感。

『ダンタリアンの書架』

アニメ化マダカナー。
という皮肉はさておき、まあタイトルの大きさを考えればあの程度でも納得するしかないか。監督も新人だったしなあ。作画が毎回異様によかっただけでよしとしておこう。原作が好きなだけにいろいろ言いたいことは募ってしまうが。
この作品の出来は置いて、ダリ書をちゃんとアニメ化するなら、最初の方が普通に一話完結をしながら舞台を整えて、最後で数話にまたがる長い話をすべきだと思う。そのために前半にはいくつか伏線も張っていく。いわゆる連載漫画の基本的な手法だ。深く関わる人間は早めに登場させておく。ハルは三、四話あたりからちょくちょく登場させていけばお邪魔キャラになるだろうし、教授は最初にちらと顔見せしておいて後で実は黒幕だったのさ、みたいな典型をやっても悪くない。小さな話をしていきながら裏で大きな話を動かしていくのでもいいだろう。結局そういう「大きな流れ」みたいなものは原作にないので、いわゆるオリジナル展開というやつだ。
ある意味今回のアニメ化でそれを「やった」とも言えるが(あのピンクの子)、あれは裏がなさ過ぎて面白くなかった。せめてあの子を助けたらダリアンが消えてしまうくらいの、頑張ってどうにかならなさそうなリスクがなくては。そもそもダークファンタジー臭の強いもので雰囲気純愛されてもなあ。

セイクリッドセブン

一季に一つはあってほしい、コテコテのヒーローアニメ。その役を充分まっとうしてくれたと言えよう。ありがとう、ありがとう。
結構ダサカッコイイと言われているようだがそんなにダサいかな?前時代的で少し浮いてるということなのかもしれないが、それでも充分普通にカッコイイと思う。
最後の最後はもうワンクッション欲しかった気がしないでもない。ワンクッションというかワンピンチ。主人公が強すぎるとそれはそれで活躍できなくなるものだ。

青の祓魔師

これも最終回待ちだがもう書いてしまう。
常に惜しさに溢れているように感じてしまうのはもう完全に対象年齢から外れてしまっているからだろうか。展開が毎度毎度軽々しい。手に汗を握りづらいというかなんというか。
原作を知らないがオリ展開はそこまで悪くないのではないかなと思う。兄弟の出自や教皇やサタンの目的なんかの設定部分もつまりオリジナルなんだろうか。あれはあれで充分アリだろう。矛盾もしていない。とはいえ、終わらせるために急遽取りつけました感を覚えてしまいがちな原作ファンが反感を抱いてしまうのは仕方がないのか。

アイドルマスター

暇な時にニコ動で見ているだけで追い駆けてはいないので特に言うことはない。出来がいいので安心して見られる。
一つの空間(この作品の場合は事務所)の中でいろんな女の子がわらわらしてるのは見ててかなり面白いな、と気づかされた。学園ものとまた雰囲気が違うのは制服がないからだろうか。当たり前だが私服なら銘々見た目の個性も増幅される。

探偵オペラ ミルキィホームズ サマースペシャル』

エリーのポニテめっちゃかわいかった。あと俺の腹筋かえせ。言いたいことはそれだけ。


来季はとりあえずピンドラを継続して、あとはP4とワーキングか。まだ秋アニメの速報をチェックしていないのだった。だが授業も始まるし、先に済ますべきこともいくつかあるので娯楽は後回し。


実は酔い冷えで風邪引いてるんじゃないこれ?と記事を書いているうちに思えてきた。気持ち悪くて、しかしついさっき突然ふっと楽になったんだよなあ。これはなんだろう?とりあえず寝て回復を図ることにする。