case.728

映画とお人形ばかりで恐縮です

2012,1,15 PM9

世界中の不幸が全部自分のせいだったらいいのにと恥を忍んで思う今日このごろ。


しばらく前から試行錯誤していたネズミの生け捕りに成功。

ちっちゃいお椀を逆さにして、切りモチを細く切った柱で片端を浮かせて床に置くだけのシンプルというかプリミティブなトラップ。ネズミが柱をかじればカポッといく。はずなのだがスカが多い。最初はモチ柱に糸をつけて待ち伏せをしていたが時間を食い過ぎてやってられないので最終的にはその自動式のみに頼っていた。

本日もお椀は勝手に倒れている。まあスカだろうと放置しておいたら何やらお椀の中からカリカリ音がする。これは!と急いでお椀の下に適当な板を差し込み、かねてより空き箱だった衣装ケースへシュート。そしてオープン。初めましてげっ歯類。モチは美味かったかね?

はい、飼う気でした。

しかし写真もないのだぜ。なぜなら逃げられたからぜ。

いやー衣装ケース深さ30センチくらいあるんだけどねえ。それにしばらくは「かべがツルツルしてのぼれないでチュ〜」って状態だったから、ふっはっはっ、あがけあがけ、と笑っていたんだが、

やつは飛んだ。とぅっ、みたいな。

いや脚力すごいな。というか身軽さか。うーむ、あれはちゃんとゲージないと無理だわ。


ところで、今回の罠は居間に仕掛けていたが、去年ぐらいまではネズミが出るのは台所だけだった。床下の住人。台所と接してる玄関がアパートの土台むきだしで、そこの隙間が侵入経路だったわけだ。

それがどうして今までやってくるようになったのか。げっ歯類の分際で慢心かと思っていたが、実は新たな侵入経路が発覚した。

答えはエアコン。
どうやらよくある話らしい。

室外機のダクトから侵入したのか知らん。とりあえず正月帰省から戻ってきてからエアコンの暖房を入れるようになったのだが、なんか最初に「キュキュキュキュキュ!」みたいな異音が。すぐになくなったから故障ではないと判断して放っておいたのだが、それからもたまに「キュッ」「キュキュッ」と妙な音がする。風向き調節のためにつけてるダンボールの棚の上でがさがさ音もする。あれもしかして、いやいやいやそんなことあらへんやろう、と甘く考えていたのだが、つい昨日、風の吹き出し口に何か灰色のホコリの塊みたいなのが引っかかっているのを発見。遠目にはゴミの塊だが嫌な予感しかしない。椅子に乗って割り箸でつんつん。

うわー、まるまったげっ歯類キター……。

死骸なんざ研究柄見慣れているがそこはエアコンの送風口。いろいろグロッキーになって死骸を手でつまむ勇気が出ず、箸でつまんで落としそうになりながらも無事ゴミ箱へポイ。無事じゃねー。

しかも、まあどっかかじられてエアコン壊れたりはしてないからいいか、と思ってひといきついていたら、再び上の方でガサゴソ。見上げるとカーテンのレールの上になんかいる。それを伝ってエアコンのそばをてちてち。エアコンと壁の隙間へ消えていくするすると。

生体おるがな!(いや一匹で済むとは思ってませんでしたけど)

もうさすがにうんざりしてきたので去年の余りの殺鼠剤開封。最初からこうしていればよかったのだ。しかし市街がどこに出るかわかったもんじゃないあたりが心配される。「うぐお、し、死ぬときは家族のそばで……」と妙な根性を発揮したネズ公がエアコンの中で冷たくなられませんように!

ちなみに現在やつらは屋根裏にまで領土を広げいている模様。いったいこのアパートだけで何匹いるんだ?殺鼠剤足りるかな。つかいいかげん引っ越したいぜよ……。