case.728

映画とお人形ばかりで恐縮です

2012,12,1 PM12

「あらゆる感傷を終えた場所」それが私の好きな廃墟感。


/シューシュー講義


アオダイショウ!

ニワトリ的には敵ですけどね(笑)。本日と明日の集中講義にて、本日の方のゲスト。

ヘビって別に珍しくもなんともないだろと思いながらも実は初めて触ったと思うんだけどなんか初めて触る感じがしなくてんん?ってなってる。今までそんな機会あったかな?

やつらのウロコはヌルヌルしてない。すべすべのもちもちである。さながら少女の柔肌のごとs……
いや変温動物で冬だからつべてえし。これ抱いて寝たら凍える。くさいし。

おさわりもとい捕定は準備でメインは性判別。

本当なら冬眠しているはずのところを学生にもてあそばれ反抗するのも億劫な二匹。写真は裏返して並べてる状態。尾部の付け根の太さを比べてる。どっからが尻尾だよってツッコミはナシで(笑)。
たぶん写真右上がメスで左下がオス。だったと思う。
写真がわかりづらいけどメスの方は途中で急に細くなってる。オスはペニスが格納されてるから尻尾の付け根が太いままなんだと。

ちなみにヘビのペニスは横に並んで二つ付いてる。膨らむと球形でトゲトゲ。

だいたい合t(ry
薄くて高いのはなぜかだいたいスカルもどきに発展しながら意地汚いことに口からケフィア吐くからリアリティがなくて残念なんだよな。あ、すいません、関係ない話しました。関係ないです。

採血もしたよ。

注射針写ってねえ……。
尾骨化静脈からの採血。当てるのにはコツがいって難しいけどいちばんきれいな方法らしい。結局先生以外成功しなかったか。
楽なのは心臓採血。ヘビは心臓に針ぶっ刺しても平気らしい。同じ爬虫類のトカゲは無理。ていうか無理なのが普通だ。

ヘビも鳴くって有名な知識かな?鳴き声聞いたって自慢したばあ様がうそつき呼ばわりされて泣く程度には知られてないっぽい。
「ぴーす」って感じにか細く鳴くのを聞いてきた。実際に聞ける機会自体は貴重とのこと。聞いた人は裕福になれるとか何かないですかね?

講義自体は野生動物関連で動物園とか保護とか環境問題とか概略でいろいろ。普段家畜ばっかりの自分たちからすれば新鮮なのかしらん。まあ某動物園の元・園長という講師のおじいちゃんが楽しいのでつまらなくはないぜよ。明日は捕獲用吹き矢作るらしい。


/ワンパンマンは甘くない

ちょうど知り合いのブログで紹介してたので先日読んできたんだが、それと同時期にサークルの後輩が出した作品の参考に挙げるという、なんか自分的タイムリーのシンクロがディスティニーなのでピックアップ。
いや実際面白かったからね。

もう絵につっこんだら死ぬしかないのはともかく、設定とか物語とか、ディティールと言えない次元の設定までもそりゃあ、アマだから看過してもらえるの領域で、めちゃくちゃというよりただ雑なだけなんだが、そういうカタチの要素を全部排除した後に、大きく残るものがあそこにはあった。哲学と言っていいのだろうか。それもまた、破綻していて盲目的な哲学だが。
しかし、それがあるというだけで下手なプロの漫画より面白いと思えてしまうことに気づかせてもくれる。最初こそあったのは少年漫画級のヒーロー賛歌だったが、徐々に鬱屈した思想が見えてきて、そして今のガロウ編だ。

サイタマは強い。確かに強い。がゆえに孤独と憂いを抱えている、というのは作中でもよく言及されることだが、しかしサイタマ以外は、強さや勝利が絶対的でない中で戦い、そしてそれ相応に順当に憂いを持つ。強いのはサイタマだけ。そこに目を見張るような対比がある。
またサイタマは強いだけでもある。全能には程遠い。だから彼より強くないはずの者たちが入り込む余地が有り余っている。理想を実現させられるものが理想を実現させてしまう前に理想を実現させられない者たちがあがく舞台がたっぷりと用意されている。少なくともサイタマが敵を倒すまで話が終わらないのだ。よくよく考えると京極堂に似ている。
またこの「サイタマが敵を倒すまで話が終わらない」という不文律が完成されていることも憎い。正直サイタマ以外にも強キャラはたくさんいるので、彼らに最後の勝利を持っていかせてもいいじゃないかとも思えるのだが、サイタマがいる以上、他のヒーローが自分たちの手で勝利を掴むことはない。規定路線が備える理不尽さが見るものをもどかしくさせ、ページをめくらせる。サイタマはまだか、サイタマはまだかと。客を引っ張ることに関してもワンパンマンは強い。

正直こんな上等な構図、ただの猿真似でどうにかその良さを取り込めるものじゃない。絵の素人さに騙されたりマイナーさに酔ったりしながら手を出せるだろうか。「バカめ、死ぬぞ」と鬼サイボーグみたいにつぶやいてみる。