case.728

映画とお人形ばかりで恐縮です

2013,3,5 PM3 【NEBULA】


まず手を出したかったもの。TVゲーム。

TVが実質的に御釈迦だったので、TV自体を買い替えるかキャプチャーボードを導入する必要があったが、どちらにせよ後回しで全然問題なかった。そしてようやくキャプチャーボードを購入し、埃をかぶっていたPS2がウェイクアップ。

で、ついでに前から気になっていた中古ゲームソフト、フロムの『NEBULA -ECHO NIGHT-』を手に入れたというわけです。

FPS形式のアドベンチャーで、基本的に幽霊を相手にしていく。ただし『零』のように対抗手段でもって除霊をおこなっていくのではなく、霊たちそれぞれの願いを叶えることで成仏させていかなくてはならない。
ここだけ聞くとホラーテイストの面倒くさそうなアドベンチャーのようだが、舞台はなんと西暦2044年の月面宇宙基地だったりする!!

SF舞台で除霊ってどうよ?実際買い物かごに入れる前に途中で別のゲームのページへ移ったんじゃないかと2度ほど確認した。
さすがはフロム、発想というか目の付け所というかがよくわからない。斬新は斬新だがどうしてそれを面白いと思ったのか。過去シリーズもあるようだが未来が舞台ではなかったようだし、そりゃあ気になって仕方なくなりますよ。一応そのネタに喰いついたからだけではなく、評価もよかったから買ったんだけど。

主人公CVは小野D。こんなところで意外な遭遇。
婚約者と宇宙で結婚式を挙げるためにシャトルに乗っていた主人公。だが乗っていたシャトルはデブリの衝突によって月面への不時着を余儀なくされる。シャトルは胴体着陸の末、古い施設に突っ込む。主人公が意識を取り戻すと、半壊したシャトルの中は無人で婚約者の姿もなかった。ただ自分の座席の前に「あの建物で待つ」とだけ字が書かれており、そしてそばの座席には婚約者とのペアリング。主人公は婚約者を探してシャトルの衝突した施設へと向かう。

ていうか暗い!雰囲気も画面全体の光量も!
そして無人!どこまで行っても人がいない!シャトルの中だけでなく施設に行っても誰もいないのだ。
SF的な舞台といえばこうキラキラチカチカしてそうだが、主要舞台となる建物は古さのためかどこも倉庫のような壁質。さらに電力供給が滞っているせいで保安灯しかついていないところとかもザラ。ううむ、しっかりホラーしている。
問題の霊もそうそこらじゅうに出没するわけではない。だからこそびっくりポイントを警戒する感覚がいつまでもマヒしてくれない。曲がり角の先に向かってカニ歩きとかついやっちゃう。襲いかかってくる悪霊は霧の出ているエリアにしかいないのだけど、今のところ霧しかないエリアの方が多い。とはいえ、霧への対抗策である換気のためのツールをまだ手に入れていないので、未知のエリアに霧が出ていたときの絶望感たるや。

第一村人(故人)はシャトル内で発見。悪霊ではない。にもかかわらず、初見だとこれに見事に骨が折れた。
このゲームに主人公のHPなどの要素は存在しない。重要なステータスとしてあるのは主人公の「心拍数」のみだ。要するに、ドキドキしすぎると死ぬ。しかもこの心拍数、わりと高速で上下する。
で、亡霊のいるエリアに初めて行くとだ、彼らは基本的にめっちゃぼやいてる。やれみんな死んじまうだの、娘どこ行っただの。そのぼやきの音量は近づけば近づくほど大きくなっていくのだが、正体を見ないうちは主人公がビビッてビビッてどうしようもなく心拍数が上がっていく。そう、この主人公、相手が悪霊でなくてもドキドキしすぎて死ぬ可能性があるのだ。プレイしている側としては声を頼りに大急ぎで霊を探し当てなくてはならないのだが、主人公の息づかい(常時聞こえる)がどんどん激しくなっていくし、鼓動音も聞こえ始めるしバイブレーションそれに連動するしでこれでもかとばかりに急かしてくる。しかも、暗い。しかも、亡霊は色が薄いので近づかないと見えてこない。FPSなので視界も限定されてる。
これで焦るなと?
第一村人に至っては焦りに焦って狭いフロアを走り回った挙句、足元に座り込んでいた(普通の目の高さだと見えない位置にいた)のを見つけたときには張り倒したくなった。あまつさえ酒を要求してこられた日にはもう、逆に怒る気も失せうほどだった。

まだこの亡霊探査と悪霊遭遇はそれぞれ二回と一回しか経験していないので慣れていないというのもあるし、一度も死んではいないのでキルラインが不明瞭というのもある。もちろんあえて死ににいくことはせず、楽しめるうちはこの感覚を楽しんでいくつもり。コツがわかったところでここは死ぬだろ、みたいなところに行くまではノーミスで行きたいね。実際死なない方が難しい難易度だとは聞いたし。

ところで、アメリカ人の主人公ということでなんとなくいかつい顔をイメージしていたのだけれど、CV小野Dなので意外に線細めのイケメンなのかもしれない。というか婚約者のクラウディアさんが美人!(上の写真)美人は美人でも主人公と同じく欧州美人を予想していたのだが、さすがにそこは日本の会社なのか、ややアジアンな丸い面立ちに切れ長の目と伏せ気味の睫毛のはかなげな印象。オープニングデモでもその御姿はうかがえるが、ほっそりとしたフォルムにぴったりした純白のドレスが映えて映えてもう美しいのなんのって。FFや零のヒロインも美人ぞろいだけどこれはまた違うベクトル。それを堪能できるフロムのこれがPS2かと目を疑う変態画質も、取ってつけたわけではなく間違いなく見所だ。

追記(重要)
なにせ死亡報告です(笑)。
300でゲームオーバーのようですね。悪霊とダンスすれば体感10秒とかかりません。マジあっちゅう間。
あと、普通の霊で心拍数あがる場合は途中で止まるので死ぬわけではないみたいです。こっちも主人公といっしょにビビッてしぬっ、しぬぅっ、て思ってましたが、ビビりすぎでしたね。今日初めて死んだ際も私の奇声が家の外まで響いたはず。
(2013,3,6 PM8)