読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

case.728

映画とお人形ばかりで恐縮です

2013,5,3 PM11 【映画録『呪怨』と『呪怨2』】

呪怨』『呪怨2
東京テアトルザナドゥー、2003年
監督・脚本/清水崇


『スペル』は大満足だったが、当初所望していた出来のいいホラーとは全く別物だった(笑)。私よりホラー嗜好な弟に最近の作品について聞いてみたが、やはりどれもこれもパッとしないそうだ。仕方がないので懐古に頼ろう。ということで呪怨を借りてきた。今まで気がつかなかったが90分映画だったので、足して3時間ならまあいいだろうということで1・2セットで視聴。
理想としては、いやーやっぱこの頃のホラーはいいもんだねぇー、となるはずだったのだが、さすがに二本続けて観るようなものではなかったらしい。基本的にストーリーはないし、ブームが去って裏の真相などもいろいろわかってしまっている。特別好きな演出は思い出深さからうんうんと頷けるが、それ以外はネタの上がってしまっている手品と同じで、ワクワク度は初見時に匹敵しないどころか雲泥の差である。特に2の後半は考えオチが急に増えて煩わしくなっている。個人的には真夜中の壁ドンがピーク。
やっぱりこのジャンルは展開が読めても新しいものの方が純朴に楽しめるという印象。しかし最近は低予算だったり脚本が酷かったり、コミカルにしたらしたでサムライミのように上手にコメディックにもできておらず痛々しかったりで、弟が残念がっているのにも同意できる。自分たちの目が肥えてしまったというのもあるだろうが、下品でもいいからもう少しどうにかならないものか。新耳袋も最近は観る気すら起こらないが…。

という中で期待を高めつつあるのが、中田秀夫監督の新作『クロユリ団地』である。
リンク:映画『クロユリ団地』公式サイト

まあそもそもパニックホラーなどというものは役者に期待して観るものでもない。とにかくかの仄暗いやリングを手がけた中田監督が、私の現代邦画不信に楔となるようなものを打ち込んでくるかどうか、その一点のみが気にかかる。