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case.728

映画とお人形ばかりで恐縮です

2013,5,13 PM12 【セブン/探偵はBARにいる/ゲーム】

なぜ恋愛をしないのかといえば時間と金がないからである。
あれば挑戦するだろうという意味で言ってもいるのだが、とにかくその前の時点でつまずいている。
――と、性格診断とか受けるたびに思う。数をこなすとある程度共通した見解のあることが見えてくるのだ。だいたい先に自覚があるもんだから合点がいくだけと言えばそうだけど。


『セブン』
原題:Seven(劇中にて“Se7en”)
アメリカ映画、1995年
監督/デヴィッド・フィンチャー、脚本/アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー

見た順ということで記事の頭だがなにしろ書くことがあまりない。思ったより面白くなかったからだ。
90年代当時なら確かに絶賛されるほどの斬新な脚本だったのかもしれないが、陰惨耐性のついてしまった平成っ子の私には、説教臭い刑事ドラマがなんだかんだで安直なバッドエンドを選んだ正直低俗と言ってもいい脚本、という感想に落ち込んでしまった。ホラーブームの流行の絶頂期だったからこそ、サスペンスという切り口でそこへ迫ったから売れたのだろうという見解がどうも揺るぎそうにない。「ラストでどんでん返しのある映画」「最高に後味の悪い映画」という触れ込みを見て借りたのだが、ホラーチックな理不尽エンド垂涎の時代はやはり過ぎ去り、今見ると人間的なカタルシスをほっぽり出して流行に乗っかることを選んだデビット・フィンチャーは卑しい野郎だ、という結論に至りかねなかった。