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case.728

映画とお人形ばかりで恐縮です

2013,12,9 AM1 【映画録15-A『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』】


本日のお品書き

【映画録15-A】

【映画録15-B】


日々刺激があるのが大事。
刺激が弱まると、生きる活力も小さくなる。

っていうのはおそらくご多聞で、自分もそれに漏れないわけで。

ポジティブな刺激の出所として多くなってくるのってやっぱり趣味の分野ですから、
刺激をコンスタントに需要したかったら、
ぼくの場合、映画かドールを頼ることになります。

TSUTAYA DISCUSは予約リストを作れるので、今どんな刺激がほしいか、
気分によってその中から選べばいいのですが、
リストに入れるかどうかを決めるのは、世間評価を調べてから。

この作業がイマイチ面倒な上に、強迫観念じみたものを覚えてちょっと嫌なのですが、

ただ、ぼくみたいな遅いペースのやつが手当たり次第に観賞するようになると、
映画から良質の刺激を得ようとする場合、効率が悪いどころか、
多くの機会を無下にしてしまうことになりかねない。

ですから、そういうモチベーションとしては慎重になって然るべきなのです。
映画趣味の宿命ですね。

(でも自分の場合本を読むの遅すぎたりしてこの話は映画に限らないような…^^;)

case.728の映画録は、ネタバレは「もしもあったらごめんなさい」でお送り致します。

12月5日『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』


  • 観賞動機についての記憶がいつのまにか曖昧模糊としてしまっていましたが、確か、いかにも「壮大なスペクタクル!」って言われてそうな、派手でファンタジックで正統派なものが観たいと思って選んだはずです。とてもいい加減な上に上の余白で言ってることとやってることがいきなり正反対で反省不可避なんですが、よくよく思い出すと常に実態はこんな感じだった気がします。スペクタクルバンザイ!
  • 一応ネットの口コミ程度なら参考にしてるんですが、しかし正直今回は本当に抜かりました。ちゃんと読めばわかるんですけど、概ね評価の集中しているところは「原作との相違について」だったんですよね。この手合いは原作を読んだことがあれば大変ご満足いただけるやつである可能性が高いんです。
  • そう、わたくし原作読んでいない!
  • 設定で置いてけぼりを食うということはありません。一本の映画として(シリーズものの第一作なので、どうしても物足りなかったり引きのじれったかったりするところはありますが)非常によくできています。銃士たちは粋でカッコいいですし、戦闘は派手。普通に完成度高いです。そうです、普通なのです。原作と比較しなかった場合、非常に普通な「壮大なスペクタクル!」の作品なのです。
  • 原作や他の映像化作品と比較評価してあるレビューは、やはり本作の設定の斬新さに概ね焦点が当てられています。なかなか思い切った改変だが、エンターテイメント性を追究した英断がそこにある、と。原作通りでないと一も二もなく「原作レイプ」といちゃもんをつけられる昨今、そういう作品の存在は非常に頼もしいのですが、いかんせん実感できないのがもどかしい。いやむしろ、どうやら原作と比較した方が面白そうだぞという空気が、特に他人様のレビューを参考にしなくても観てて感じ取れてしまうがゆえに、もどかしかったのです。
  • さらにいえば、飛行船同士の戦闘シーンは本作一番の盛り上がりどころ、のはずだと思うのですが、なんだかイマイチ自分の中で盛り上がらない。ダルタニアンが首飾りといっしょに敵の船へ渡ってからあっけなく捕まって味方の船もピンチで「秘策無しかよ!」とつっこんだのも確かですが、そんな些末事より、ちょっと映像のもっさり感ですよ。
  • そりゃあ飛行船なんだから動きがもっさりしてるのは当然かもしれませんが、映像までもっさりさせなくてもいいでしょう。というかどうも、上手く言えませんが、据わりの悪さみたいなものがある。と思っていたら、そういえばこの映画3Dだったんですよね。そうでなくても「壮大なスペクタクル!」で、ちょっと納得しました。これは劇場で観るべき映画だ……。
  • いえいえ、個人的にというか、他の好評価の方々とも共感できる要素で、気に入っているものもあるんですよ?ちょっとやさぐれ気味のかっこいい三銃士。田舎者だけど勇気と胆力のあるダルタニアン。うざい国王。正直ちょっとかわいそうな宰相(笑) 冒頭の水攻めのシーンは痛快でしたね。そういうキャラクター的な要素や他のちょっとしたところで気が利いていて派手に演出してくれる点は非常に愉しめましたし、それらすべてを差し引いてもミラ・ジョヴォヴィッチ扮する妖艶な女スパイ・ミレディが、一人でぼくらを引っ張っていってくれてしまいます。彼女はすごい。

  • 冒頭の宝物庫的なところで罠の中を駆け抜けるミレディ殿。境界線上の某ラノベかアニメを知っている人なら誰しもここで思ったはず。「貧乳回避!!」

  • 王妃寝殿屋上にて大立ち回りの図。蝶のように。蜂のように。舞い!刺す!
  • いやー、舞ってますね。自分でキャプチャしといて何ですけど、この画着実にじわじわきます。なんだこれ(^^;

  • 屋上の掃除が終わったらドレスを脱ぎ捨てアンダーウェアのみで女神の様相。セクスィィィ……。
  • この後滑車付きワイヤーで3階くらい下のバルコニーまで飛び降ります。峰不二子かアンタ……。

  • バルコニーにて潜入ステンバイ。脚!フトモーモ!貧乳が何だ、見よこの姿態の美しさ!
  • ミラジョボさんは非常にモデル体型な女優さんで、確かにグラマラスではありませんが、それだけに全身のバランスは凄まじいですね。
  • また表情の演技が素晴らしいんですよ。なんというか、ディズニー映画に出てくる悪女の顔つきそのものなんです。あれ、これ褒めてるのかな…。

  • 貧乳回避その2。触れるだけでものが切れるほど細く強靭な鉄線の隙間を、ひとっ跳びですり抜けるの図。ここは最初吹き出して巻き戻して何回もリピートしました^^

  • そして最後の一線を、こう跨ぐ。こう。うーん、あざとい。実にあざとい(0x0)
  • こうして思い返していると充分すぎるくらい愉しめてた気がしてきました(^x^;)しかし何でしょう、やっぱり終盤の飛行船戦闘シーンあたりからダレてきたのは確かなようです。もしやその直前でミレディがアレしちゃったせい?さすがにそれだけじゃないような気がするんですけど、やはりデカい存在ではあったと言わざるをえません。

【映画録15-B】につづきます。