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映画とお人形ばかりで恐縮です

狩る側から狩られる側に(エイリアン・アイソレーション)

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畑は山にある(農耕)

色黒メガネのピンク髪じじいが技量武器振ってたら間違いなく七津です。はろー。

 

ブラボDLCも最初こそキャーキャー言いながらやってたけどさすがに舐めプゴースやローレンスで人形装備や汗臭いコスプレ青バイトまで定着してきてしまうと蛇足に時間を投じてる感。かといって粗削りな本編やルーチンの聖杯に今さら戻れるかというと気がつけばDLCステージを意味なくウロウロしている時点でお察しなので周回も気が進まない。人形ちゃんに話しかけるたびに行ってらっしゃいを言ってもらいながらざーさんが脳汁すすってるの聞きたくて3周だけやったけど。日本語プレイができるなんて知らなかったのよ。

 

しかしながらダクソ3は三月末。マイベストオブレジェンド・ラストオブアス本編とレフトビハインドのもう何度目になるかわからない“再視聴”をしたりもしてみたけれど時間的にはそんなに拘束してくれないし。なんかツナギらしいツナギが欲しいぞ。

っつーことで、エイリアン買ってきました。エイリアン・アイソレーション

 

 

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こええ。エイリアンが超こええ。

現在中盤の後ろの方(?)。初見ハードで始めたのをちょっぴり後悔している。あ、以下ちょいネタバレ含みます。

映画はちゃんと観たことあると言えるのは一作目だけで別にエイリアンフリークというほどではない(好きなクリーチャーの一つですけどね)自分でも没入度高くて正直びっくりしてる。高評価なの知ってて買ったけどさ。後ろから尻尾で刺されたとき七津は思わず椅子の上で跳ねたよ(さすがに自分の胸は見下ろさなかったけど)。

ダクソやブラボ同様死にゲーで、死んだらセーブからやり直し。篝火からのリトライに慣れ切ったこの体には屁でもないだろうと思っていたけど、わりと別物だったね。FPSかTPSかの違い以上に。ゲッソリ感が別物。

まあエイリアン倒せないからね。どんな強敵も死力を尽くせばいつか倒せるダクソ系とは当然話が違いましたよと。倒せないどころか逃げるのすらままなりませんよと(^ω^;)

見つかったとき一瞬で判断できなかったらもう次の瞬間には死んでるような感じがなんか本物の事故に遭うみたいでゲッソリ。頼みの綱の動体探知機の音で居場所がバレる野性味でさらにゲッソリ。思わず走ろうものならどんなに離れてても足音追ってすっ飛んでこられてもうゲッソリしかない。ていうかそもそも全力で走って逃げても難なく追いつかれるっていうのが七津的には一番キツかったなあ。あそこでカドに引っかからなければー、とかそういうんじゃ全然ないもん。圧倒的速度差。走ることは死ぬことと見つけたり。マンパワーの意味喪失って感じ。セーブからやり直せるったってセーブ地点以降の足跡は消滅してるわけだし。気を取り直してレッツリトライとか明るく立ち上がれど毎度エイリアンが顔出す場所やタイミングも違ったりして*1もう草も生えない。エイリアンのビジュアルが怖くないって? 自分をガチで「殺せるから殺しに来る」奴のビジュアル気にしてる余裕なんかあるもんかい!

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火炎放射器を手に入れれば少しだけ強気になれる。ただし追い払うだけ。そして火に驚いたエイリアンは闇雲に当て身を放ってから逃げていく。通常の必中即死攻撃(どんな通常だ)じゃないけど当たると体力ごっそり持ってかれる。しかもすぐ戻ってくるから回復アイテム使ってる余裕があるかも微妙。退避優先して思わず走っちゃうとやっぱり死亡フラグ。回収まで3秒とかかりません。七津はそのコンボで何度胸から尻尾生えたことか。

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そもそもエイリアン(ビッグチャップ)の怖さってビジュアルじゃなくね?どっちかというとあのビジュアルは「強そうでかっこいい」もんだと思うけど。そんで見た目よりも「行動」にある最強感こそが怖さ(ってか恐さ)ですべてで本質。最強生物としての面目躍如が為せているならもうこの作品は「シリーズの一部」としても成功だと思うよ七津は。

どこかのブログでも言ってたけど、エイリアンが最強生物であることは既知だから、「エイリアンは七津を殺せる」っていう方程式が先にガッチリ確立されてるから他の逃げるしかない系のゲームとも一線を画すスリルがあるのかもね。ホント、対エイリアンに限り死ぬときは一瞬だから。奴らにとって人類がいかに虫けらかってハナシ☆(ゝω・)

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宇宙ステーション内をダクトを使って縦横無尽に移動するエイリアン(めっちゃ音聞こえてこれもビビる)。プレイヤーも抜け道や逃げ道としてダクトを多用するけどやっこさんと鉢合わせになったりなんかするともうシャレにならない。こっちは屈み移動だからノロノロ。ライトなんかつけてるとエイリアンの方が反応早かったりもする。逃げ場のない空間で黒い旦那が相変わらずの超高速で突進してきなすったときの気分はすでに『王の軍勢』を目の当たりにしたハサンのようだったね。

 

こんな感じでエイリアンさんにぶっ殺されるのを楽しむゲーム(個人の感想です)なわけだけど、中盤で旦那はフェードアウトしちゃうのよね。いやあの展開だと間違いなく終盤で戻ってくる流れになると思うんだけど、とりあえずメインエネミーが暴走アンドロイドになって、さほどSFファンではない七津はやや白け気味。そりゃ旦那が出ずっぱりでも飽きるしアンドロイドも結構嫌らしい仕様だけど、刺激としては薄い。エイリアンにしか興味がなさ過ぎて事の発端の真相とかもあんまり食指動かない。ていうか絶対よくあるやつだ。

バイオショックみたいに洞察しがいのあるキャラもいないし。そうそう、バイオショックを引き合いに出したい。てかラプチャーとか、あるいはラストオブアスの全編。ステージビジュアルだよね、それらと比べてとにかくパッとしないのは。

いやあのレトロフューチャー感はSFファンや本シリーズファンには垂涎モノなんだろうけど、七津はごくありふれた廃墟マニアなので。そもそもセヴァストポリ*2は完全におかしくなってから日が浅いせいか、まだまだ廃墟というにはキレイすぎるのよね。死体袋はいっぱい転がってるけど、「ちゃんと入ってる」時点でやっぱりキレイ。かと思えば、映画が公開された頃の時代背景のせいか緑がくっそ少なくて*3目に憩いがない。エイリアンの旦那も人殺しとしてストイックなもんだから、物や壁を壊すなんてまるでケモノみたいな低俗な暴れ方はしないし。おもっくそ敵意むき出しで警告してくるアンドロイドさえ旦那は襲わないから笑ってしまう。アンドロイドの首絞めを振り払った七津の胸からまた尻尾生えてるのが見えたときはもう感無量でしたわホント。だから早く戻ってきて旦那ぁー!

 

 あと、ハード普通にきついけどアイテムは結構余るし手に入る。実のところケチらずにプレイすれば無理ゲーというほどでもない印象。エイリアンと暴走アンドロイドで有効な武器が分かれてもいるので、後者メインのシークエンスではそれこそガンガン使ってショートカットしていけばいいと思う。走って逃げ切れるし。

 

うん。映画食傷起こしてきてからわりといろいろ新鮮なことを試してるのよ。それをダラダラ一斉放出しようとか思ってたんだけど、わりとゲームの話だけで一記事にできてしまった。むしろゲームしかしない人みたいになってるな。平日は滅多にしないんだけどな。

*1:厳密には主人公のいる場所とマップロードとかのタイミングの兼ね合いで出てくるダクトが算出されてるっぽいけどめっちゃシビア。

*2:本編の舞台となる宇宙ステーション。

*3:環境問題自体は取り上げられるようになっていたが主に「地球環境」の問題であってまだまだ「生活環境」の問題には結びついていなかったと思われる。